『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』出版のおしらせ
『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(木内俊彦著、みすず書房、2024年12月16日刊行予定)という本が出版されます。 建築で「空間」と言われるものは何なのか? それを考えることに何の意味があるのか? …
『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(木内俊彦著、みすず書房、2024年12月16日刊行予定)という本が出版されます。 建築で「空間」と言われるものは何なのか? それを考えることに何の意味があるのか? …
「空間に関する認識に対して、建築家の出番がなくなっていいのか。… こと空間に建築が関与しようとするならば、情報の問題とかもあるけれども、都市の問題も含めて空間のことには言及するぞと。建築家が、あるいは大学が、建築には何か …
『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』では、現代の空間を考える手がかりとして、過去の建築(西洋建築と日本建築)に見られる空間や、ここ100年あまりのあいだに登場した空間に関連する理論も取り上げています …
『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』で行なっているスカルパ作品の分析は、「カルロ・スカルパによる建築作品に見られる空間変移のデザインに関する研究」(東京大学、2013)という私の博士論文が元になっていま …
『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)の出版にあたり、私が撮影したスカルパ作品の写真を公開します。本のなかで気になった作品があったら、ぜひチェックしてください。また、もしこれらの写 …
オンライン講座「現代日本建築の四相(Four Facets of Contemporary Japanese Architecture)」シリーズが、無期限に無料視聴できるようになりました! 関連ニュース 「建 …
オンライン講座「現代日本建築の四相」シリーズが、XSeriesとして開講されました。 このXSeriesでは、オンライン講座「現代日本建築の四相」シリーズの4つの講座「第一相:理論」「第二相:技術」「第三相:都市」「第四 …
オンライン講座「現代日本建築の四相」シリーズの最終回、「第四相:人間」が2023年5月10日より公開されます。この講座は、無料登録することで、どなたでも視聴ができます(有料の単位認定制度もあります)。 コースページ(ed …
モティフ(motif)とは? 「囲いモティフ」と「支えモティフ」については、「香山壽夫の形態論と、その現代性」の記事では言葉を紹介しただけでしたので、ここで改めて説明したいと思います。 香山壽夫の『建築意匠講義』(*1) …
「香山壽夫の形態論と、その現代性」というタイトルの短い記事を、以下のページに公開しました。 建築論の問題群 01〈形態言語〉 香山壽夫の形態論と、その現代性(木内俊彦) (note 日本建築学会 建築論・建築意匠小委員 …
オンライン講座「現代日本建築の四相」シリーズの「第三相:都市」が公開されました。オンライン講座プロバイダー edXのサイトより、無料登録することで誰でも視聴できます。 この「第三相:都市」では、全体を通して見ると、これま …
東京理科大学工学部建築学科「建築・都市設計」リノベーション・スタジオ展示会『カプセルタワー のメタボリズム(新陳代謝)2018』は、短い告知期間と限られた観覧時間にもかかわらず、カプセルタワービルに対する関 …
METABOLISM OF THE CAPSULE TOWER 『カプセルタワーのメタボリズム(新陳代謝)2018』 東京理科大学工学部建築学科4年「建築・都市設計」リノベーション・スタジオ展示会 会場: 中銀カプセルタ …
『T_ADS TEXTS 02 もがく建築家、理論を考える』は、日本を代表する建築家たちが、建築をつくる「理論」を、自身の代表作を訪れて語る本です。 「理論」というと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「人々が納 …
「横断すること」の価値 前のページ(【建築の力とは何だろう】2. )で、「理論」は「工学」と「歴史」を横断した価値をめざしていると考えられる、と言いました。しかし、そもそも、なぜ「横断すること」に価値があると言えるのでし …
「建築の理論というのは、極端に言うと根拠はなくていいんですよ。建築家がやったらいいんですよ。建築家がやると、これはもう何を言っているのかわからない。というのも、建築家は何にも根拠をもって言っていませんから。俺はこう思う、 …
なぜいま、建築を伝える「言葉」が大切だと言えるのか? 二つの方向から考えてみたいと思います。一つは「建築は持っていくことができない」ということ、もう一つは「伝えることができなければ決めつけられてしまう」ということです。 …
2013年の12月に東京大学で行われたシンポジウム「これからの建築理論:槇文彦×磯崎新×原広司」の模様を収録した書籍『T_ADS TEXTS 01 これからの建築理論』が出版されました。 槇文彦氏、磯崎新氏、原広司氏への …
前のスカルパ空間論_4では、「空間変移とは時間(持続)のことで、建築は時間(持続)をデザインできる」という試論を提示し、今後検証したいと述べました。ここで、このように「空間変移」の可能性を検証する議論を〈変移空間論〉と呼 …
前のスカルパ空間論_3では、論文の概要をつかみやすくすることを目的に、「空間変移」と〈空間変移のデザインパターン一覧〉(表1.1)の意味について述べました。 簡単にまとめますと、まず〈包囲空間(なか)〉〈周辺空間(まわり …
本論文の章立ては以下のようになっています。第1章で仮説を立て、第2章と第3章の分析でそれを検証するという構成です。 _序 研究の目的・方法 _第1章 建築経験で捉えられる空間と空間変移の仮説 _第2章 分析1:空間変 …
論文の結論を一言でいうと『スカルパ建築においては「時間」がデザインされている』ということだと先に述べました(スカルパ空間論_1:研究の経緯)。もう少し付け加えますと、『スカルパ建築には、観察者が「移動すること」によって捉 …
「カルロ・スカルパによる建築作品に見られる空間変移のデザインに関する研究」は、木内俊彦の博士論文(2013年12月)です。 筆者(木内俊彦)は、カルロ・スカルパ(1906-78)の建築作品に関する研究を、岸田省吾研究室( …
ここでは、木内俊彦の博士論文「カルロ・スカルパによる建築作品に見られる空間変移のデザインに関する研究」(東京大学、2013年)の内容をわかりやすく伝えるとともに、そこで提示した〈変移空間〉という概念についてさらに考察する …
東京大学学生支援センター |UTokyo Student Support Center, Shogo Kishida Laboratory, 2010 ” template=”/home/user …
東京大学法文1号館 |UTokyo Faculty of Law & Letters Bldg.1, Shogo Kishida Laboratory, 2009 ” order_by= …
東京大学工学部1号館前広場 |UTokyo The Open Space in front of Faculty of Engineering Bldg.1, Shogo Kishida Laboratory, 2007 …
東京大学工学部8号館 |UTokyo Faculty of Engineering Bldg.8, Shogo Kishida Laboratory, 2007 ” order_by=”sorto …
東京大学工学部2号館 |UTokyo Faculty of Engineering Bldg.2, Shogo Kishida Laboratory, 2005 ” order_by=”sorto …