なぜいま、建築を伝える「言葉」が大切だと言えるのか? 二つの方向から考えてみたいと思います。一つは「建築は持っていくことができない」ということ、もう一つは「伝えることができなければ決めつけられてしまう」ということです。 … Read More
【建築の力とは何だろう】0. 建築から空間を考えることを何とか押し進めたい理由
「空間に関する認識に対して、建築家の出番がなくなっていいのか。… こと空間に建築が関与しようとするならば、情報の問題とかもあるけれども、都市の問題も含めて空間のことには言及するぞと。建築家が、あるいは大学が、建築には何か… Read More
『これからの建築理論』出版のおしらせ

2013年の12月に東京大学で行われましたシンポジウム「これからの建築理論:槇文彦×磯崎新×原広司」の模様を収録した書籍『T_ADS TEXTS 01 これからの建築理論』が出版されました。 槇文彦氏、磯崎新氏、原広司氏… Read More
スカルパ空間論_4:「時間がデザインできる」根拠(試論)

前のスカルパ空間論_3では、論文の概要をつかみやすくすることを目的に、「空間変移」と〈空間変移のデザインパターン一覧〉(表1.1)の意味について述べました。 簡単にまとめますと、まず〈包囲空間(なか)〉〈周辺空間(まわり… Read More
スカルパ空間論_3:空間変移とは何か・空間変移パターンの二系列《群と穴》
![[D2.フレーミング並置]の例:カステルヴェッキオ美術館](https://dsdsa.net/wp-content/uploads/2014/06/ana-gun_CV.jpg)
本論文の章立ては以下のようになっています。第1章で仮説を立て、第2章と第3章の分析でそれを検証するという構成です。 _序 研究の目的・方法 _第1章 建築経験で捉えられる空間と空間変移の仮説 _第2章 分析1:空間変… Read More
スカルパ空間論_2 : WEB公開の目的・スカルパの「凄さ」
論文の結論を一言でいうと『スカルパ建築においては「時間」がデザインされている』ということだと先に述べました(スカルパ空間論_1:研究の経緯)。もう少し付け加えますと、『スカルパ建築には、観察者が「移動すること」によって捉… Read More
スカルパ空間論_1 : 研究の経緯
「カルロ・スカルパによる建築作品に見られる空間変移のデザインに関する研究」は、木内俊彦の博士論文(2013年12月)です。 筆者(木内俊彦)は、カルロ・スカルパ(1906-78)の建築作品に関する研究を、岸田省吾研究室(… Read More
スカルパ空間論_0 : WEB公開資料

ここでは、木内俊彦の博士論文「カルロ・スカルパによる建築作品に見られる空間変移のデザインに関する研究」(東京大学、2013年)の内容をわかりやすく伝えるとともに、そこで提示した〈変移空間〉という概念についてさらに考察する… Read More
ヴェネツィアの光-2 |Lights of Venezia-2

スカルパ作品の分析にあたって集めたヴェネツィアの光景(2) (順不同. 2010年10月〜2011年2月撮影) ” order_by=”sortorder” order_directi… Read More
ヴェネツィアの光-1 |Lights of Venezia-1

スカルパ作品の分析にあたって集めたヴェネツィアの光景(1) (順不同. 2010年10月〜12月撮影) ” order_by=”sortorder” order_direction=&… Read More